お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校受験】お受験ノウハウ 学校説明会・見学会

さて、コメントでご質問をいただいたこともあり、学校のカラーを感じとるための機会、「説明会」「見学会」について書いてみようと思う。


説明会は校長先生のお話を聞くスタイルが大半だが、説明会の後に学校見学や授業体験をさせてくれる学校もある。(それぞれ別日のことも多い。)校長先生のお話は、その学校の方針がストレートに出てくるので面接対策には必須だし、その方針に違和感がないかどうかを確認すべきだろう。違和感がある場合は多分合わないということなんだと思う。


そして学校見学や体験授業こそが学校のカラーや雰囲気が色濃く出る。私個人の感想としては生徒の皆さんの振る舞いや表情はもちろんのこと、教室に掲示されている絵や工作は必見だ。ある難関校と呼ばれる学校でそれをみたとき、まさに受験絵画、同じような絵がそれもレベル高く並んでいた。そうかと思うと違う学校ではそれぞれが好き放題、お姫様がいたりメルヘンでかわいいものがあったりする。


加えて工作や自由研究、教室の壁面などにあるちょっとした子供手作りの装飾にカラーというか子供たちの雰囲気が出る。天真爛漫な自由な作風の学校があったり、先程のようなきっちりかっちり統制された感じの学校があったりする。前者のタイプの学校は得てして生徒の方と話してもそのままの印象。よく言えば子供らしいし悪く言えば幼い。後者の子達は低学年なの?!とビックリするくらいしっかりしている。どちらがよいというよりはどちらが家庭の方針に沿っているかということ。どちらを好ましいと思うかはそれぞれと思う。


あとは定番だが誕生日の分布や、どの辺から通っている子供がいるかを連絡網などから読み解くことが出来る。これは基礎情報なので押さえておきたい。特に早生まれのお子さんの場合や通学で少し遠い場合それが不利に働きそうかどうかは読み取れる。


月例考慮のない難関校では4~8月生まれのシェアが高かったりする。ただこれは生まれ月で選んでいるというよりは、試験当日までの成長度合いの結果だろう。それくらい5歳~6歳の子供にとって半年という差は大きい。均質なレベルの生徒を求めると結果そうなるのは必然だ。早生まれの生徒さんは早生まれの子のなかでも4月生まれと肩を並べて競争できる成長の早い子ということだろう。


子供の性格に合う合わないというのは学校選びで重要なポイント。逆に言うと合格をいただけるかどうかにも大きく作用する。幼児教室の先生も長年の傾向から向き不向きはわかるだろうから聞いてみるとよい。そして見学会や体験授業は各校のカラーを感じるためにぜひ参加するとよいと思う。思った以上に感じるものがある。