お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

公文の教室に差ってあるの?

前回公文の英語について書いてみたのですが、今回は公文そのものについて書き留めておこうかと思います。

 

公文は(通っていらっしゃった方も多いと思いますが)、テキストが配布され基本それを毎日やる。週二回教室に持っていき丸付けをしてもらう。教室では各々がそれぞれのテキストを基本自分で進める。あるレベルのテキストが最後まで到達するとテストを受け、合格すると次のレベルに進む。

 

この繰り返しです。

 

公文教室はいたるところにあるので、ご自宅の近くの教室を選ぶというのもよいのですが、じつは教室毎に進め方が結構違います。

同じタイミングで公文を始めても、(もちろん理解度の差はあるけれども)1年後の到達地点はずいぶん違ってきます。実際我が子も同じタイミングで別の教室で始めた友達と比べるとかなりレベルアップのスピードが違ったりするのです。

 

実は教室ごとにテキストの進行スピードがずいぶん違うのです。公文の良さは反復と自己効力感醸成(できた!を積み重ねる)なので、基本同じような問題をずっとくりかえし、完璧になったら次へとなるわけですが、実は後半になってくると子供は飽きます。理解しているかでいうとまだ完ぺきではないけど、解法はわかっているのでなんだか同じことを延々と繰り返している感がでてくるようです。(実際繰り返しているのですが)

 

進行がはやい教室というのがあって、その理解度の見立てが絶妙で、ちょっとずつ背伸びをさせたり、例えば覚えりゃいいもの(九九とか)は進度に関係なくそっと自宅でやるテキストに混ぜ込まれていたりするのです。このテキスト運用が結構キモで、先生・教室の実力がでるポイントなわけです。

算数などは、次のレベルでも今やってることは使うわけで、そこでも反復するわけですから次に進んで最終的な定着をはかるということでどんどんレベルを上げていくのです。

 

子供の吸収力はすごいもので、構造を理解しているかどうかは別として、サクサクと暗記していってしまいます。ちょっと難しいかなと思うものもやり方を暗記し、いつしか簡単な数式の解も暗記してしまうのです。これがいいかどうかはわかりませんが、計算は圧倒的に速く正確になっていきます。国語に関してはあまり効用を理解してはいませんが、少なくともいつしか長文を読める体力と言いますか耐性といいますか、こういうもんだと思うキャパシティが大きくなります。英語は前回書いたので割愛。

 

ということで、公文を始めようかなと思っていらっしゃる方は教室選び結構重要です。一つの目安としてその教室でどれくらいトロフィー獲得者がいるかを確認するとよいでしょう。

※トロフィーは「高進度学習者」といって3学年先(もしかしたら2学年先かもしれません・・・)のレベルを終了しているともらえます。わが子もこのトロフィーがモチベーションになっていて、ありがたいことに毎年いただけているので家で毎日勉強するという習慣がつきました。