お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

小学校受験 合否の基準

11月1日が過ぎ不安な時を過ごしている方も多いかと思う。昨年の自分のことを思い返すだけでも心拍数が上がるし、いままさにその時の方々の心中お察し申し上げます。

 

さて、そんな時期に不謹慎かもしれないが、そんな時期だからこそ今日は合否の基準について書いてみようと思う。

 

小学校受験において合否について出てくる話では、「縁故(コネ)」「親の職業」「年収」「学歴」「幼児教室」「自宅の距離」あたりがまことしやかに掲示板などで会話されているのを目にする。別エントリーでも書いたことがあるが「縁故(コネ)」はたぶんあるが、親の職業・年収・学歴・幼児教室・自宅からの距離はほとんど関係ない、もしくはあったとしても決定的な違いにはならないと思われる。なぜなら、私自身が「会社員」「3流大学卒・妻は専門卒」「幼児教室は聞かれなかったし手紙みたいなものも書いていただいていない」「自宅からはほぼ60分」というスペックだったがご縁をいただいた。もちろん(というと子供には失礼だが)某幼児教室では優秀層ではまったくなく、事前の模試の合格判定でも合格圏にかすりもしていないから、子供が飛びぬけて優秀だということでもない。

 

で、確からしいと思っているのは「好み」。これは確実にあると思われる。なぜなら入学してみると本当に同じようなキャラの子供たちばかり。他の学校の話もたまにお聞きするが、やはりそれぞれの学校のカラー(生徒のカラー)がはっきりしているからだ。

 

 

今年はコロナの影響でこの「キャラ」を判断するのはとても難しいのだと思うが、ペーパーが優秀なだけでは合格とならないんだと思う。ペーパーが全く駄目だと足きりされてしまうのだと思うが、平均点以上とれてればよいはず。(学校にもよると思うが)

あとは学校の好み(アセッサーの好み)ということだと思うし、これが判定基準として定量化されるなどして差が出るようになっているのではないか。まぁ完全に定性判断ということだ。できるかできないかよりその時の態度や表情、言動なんかでにキャラが出るんだと思うし、そこが合否を分けるはず。

 

ここまで書いておいてこんなことを言うのもなんだが、結局は「なぜ落ちたのか」「なぜ受かったのか」どちらも「わからない」。考えてもわからないし、仮に選考基準を教えてもらったとしても定性評価なだけに論理的な説明はできないだろう(というか無理)。だから考えてもしようがないし、ましてや子供に原因を求めてはいけない。子供のなんらかがだめだったわけでも、誰かよりも素晴らしかったわけでもなく、波長が合ったあわないくらいのことなんだと思う。あとは微差。この微差を積み上げることも最後の一押しになるんだと思うが、その子が向いているかどうか、その家庭がむいているのかどうかでしかないし、もっというとアセッサーが「そう思ったかどうか」だ。

 

だから小学校受験がすべてではない。全てにするには不確実すぎる。いままでの努力は決して無駄ではないし、何かが悪かったわけではない。残念な結果だったとしても自己肯定してほしいし、がんばった子供をほめてあげて欲しい。