■教材
お受験を考えているご家庭ではそんなの当り前のことなのかもしれないが
私自身は地方の公立出身、お受験が身近になかったこともあり
そもそも何からやればいいのか見当もつかなかった。
もし、そのような方がいらっしゃったとするならば少しでも参考になればと思う。
小学校受験における試験科目には学校によって違いはあるものの大別すると以下4つある。
・面接
・ペーパー (いわゆるテスト)
・制作 (ハサミ・糊・クレヨンなどで何かをつくったりする)
・行動観察 (複数人でゲーム等をし、そこでの発言や振る舞いをみる)
この中で今回は「ペーパー」についてまとめておく。
幼児教室で勉強の授業をとると、まさにこのペーパー対策として様々な単元の問題集を解いていくことになる。
幼児教室毎に独自の問題を制作し、通いだすと授業でもやるし宿題としても20枚ほどプリントを持って帰ってくる。
応用力のあるお子さんはこれだけでも十分と思うが、わが子は応用力はまだないので、どれだけ「みたことの問題」を増やすかが重要になってくるのだ。
(応用力というのも脳が発育してこないとつかない)
そこで家庭学習となるわけで、お世話になるのが市販されているテキスト。
有名どころでは
- ひとりでとっくん365日 (こぐま会)
- ひとりでとっくん100 (こぐま会)
- 合格とっくん(学校別) (こぐま会)
- ばっちりくんドリル基礎編 (理英会)
- ばっちりくんドリル応用編 (理英会)
- サクセスウォッチャーズ(日本学習図書)
などがある。
いろいろなブログなどを読み漁ると「ひとりでとっくん365日」を3~5回通しでやるのがどうやら良いらしい。加えていろいろな絵(出版社ごとに問題の絵のタッチが違う)になれておくことも重要なのだそうだ。
基本は幼児教室の教材とひとりでとくん365日、弱いと感じる単元をひとりでとっくんやばっちりくんで補う。繰り返しやるので、コピーマスターをつくるとよい。データ化するという手もある。
ペーパーは中高大の受験勉強と同じいわゆる受験勉強のイメージそのものなのでつい力が入るのだが、ペーパーは足切りのみ、面接と行動観察が選考のメインという学校も多いので、どこまでやりこむかは悩ましいところではある。
とはいえ足切りされては土俵にも乗れないということなので我が家はペーパー特訓中。一日30枚~50枚、週に250~300枚ペースとなっている。