お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校受験】お受験の志望校どう選ぶ?

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さて。志望校。どう選ぶのかは迷いに迷った。小学校受験は中学受験のように偏差値というものはなく(学力だけの純粋な実力勝負ではない為)、難易度は倍率で推し量るしかない。その倍率も、いわゆるすべり止め校の場合辞退者がそれなりに発生することが予見できるため表面倍率と実質倍率は違う。

また、学校にも大別すると次のような分類があると思う。

・大学付属校 :慶応幼稚舎・慶応横浜・青山学院・早稲田等

キリスト教系女子校(カトリックプロテスタント):雙葉・聖心・東洋英和等

・共学・男子受験校 :暁星・洗足・精華等

 

大学受験が制度改革で狭き門になるなか、今年は大学付属校の倍率が高いようだ。二つ目のキリスト教系女子校は小学校受験では女子王道。小中高一貫であることが多い。そして3つ目の共学・男子受験校は系列の中学にはほとんど進学せず中学受験難関校への進学を目指すことになる。

 

大学付属はその大学に進ませたいかで決めればよいし、中学受験したってよい(その場合は内部進学との併願はできないことが多い)。受験校の場合は進学実績で序列はでる。併願に国立付属という線もある。

で、女子校は小学校受験の難易度(実質倍率)と中学の偏差値は必ずしもリンクしないことが多い。中学からしかない学校も多く、有名難関中学校はこの場合が多い。例えば神奈川中学女子御三家といえば、フェリス・横浜共立・横浜雙葉。このうち小学校があるのは横浜雙葉だけだし、中学偏差値はフェリス>共立>横浜雙葉だ。大学進学実績もほぼ同様といってよい。

 

難易度と進学という2軸で考えれば、キリスト教系女子校はきっと最善手ではない。しかしながら伝統校が多いので、実は指定校推薦は充実している。進学校では、指定校推薦をもらうような評定平均がある子は指定校ではなく目指すところは東大。その下の層は評定平均が足りない為指定校推薦がもらえない。だから結局気にしてもしようがないが、中堅以下の伝統女子校は入学のしやすさに比べて指定校推薦が充実していることが多い。言葉を選ばずに言えば中学受験やその先の大学受験を勝ち抜くよりも容易に早慶GMARCHあたりに進学ができる。女子伝統校はHPに指定校推薦枠がどこに何枠あるかを公表しているところもあるので調べてみるとよい。 まぁ結局は学校で上位に入っていなければならないわけだが。

 

さて、ここまで書いておいてなんなのだが、結局我が家の選択軸は

① 中学受験をめざすかどうか(目指さない)

② 我が子の性格と学力にあった環境

③ 通学時間

④ 入試日程(神奈川10/23 都内11/1にどこを受けるかという選択)

この4点でしぼった。神奈川ということもあり、そもそも学校数も少ないことからこれでほぼ志望校が絞られる。

 

もう少し受ける学校数を増やせばよかったとも思わなくもないが、増やすとしたチャレンジ校だろう。出願タイミングで少し弱気になった。冒頭に自分で書いてもいるが、小学校受験は必ずしも学力勝負ではない。アセスメントの基準が全く不明瞭なのだ。だからワンチャンあったかもしれない。

 

いよいよ来週は試験日を迎える。

頑張れ我が子。受かっても受からなくても楽しかったと思える体験になってくれることを切に願うばかりだ。