お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校受験】小学校受験か中学校受験か

 

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「なぜ小学校受験をされようと思ったのですか?」

面接の想定質問に入っているこの問い。正解はいまだにわからないのだが、子供の小学校受験が終わろうとしている現時点での所感をまとめておこうと思う。

 

小学校受験のメリットは

・学級崩壊などなく環境が一定担保される(環境を選択できる)

・一貫校であれば高校まで(中学受験を経験せず)のびのびと学ぶことができる

・中学受験を前提に進学率の高い学校を選択し切磋琢磨することで学力を伸ばす

 

一つ目のメリットは正直住んでいるところに依存する。住んでいる学区が悪くなければ公立校でも一定担保されると思ってよいはずだ。

二つ目のメリットは大学付属でかつその大学に入れたいと思うのであればメリットは大きい。現に今年から制度改革で大学入試の難易度が上がることもあり、有名大学付属小学校の人気はとても高い。高校までの一貫校では、結局大学入試に立ち向かわなければならず、きっとのんびりやってきた一貫校の生徒が中学受験など学力で選抜されてきた優秀層に立ち向かうのは至難の業だ。とはいえ名門校は指定校推薦の枠も多いので、受験せずに進学することを考えると一貫校で頑張るという手もあるにはある。

三つめは一つ目にも関係するのだが、公立校+塾の派生形ととらえている。あくまでも中学受験に向かうアプローチの違い。中学校受験の変数は学校<塾だと考えれば、近くの公立い通い、通学時間を勉強に充てるという考え方もあるはずだ。

 

我が家は小学校受験を選択した際、中学校受験はしないという選択をした。中学校受験はまさに実力勝負。子供にかかる負担も半端ない。小学生という多感な時期をのびのびと過ごし、好きなこと、好きになれることを見つけてほしいというのが小学校受験選択の理由だ。高校を卒業するときに日本の大学に進学するという選択肢一択という時代ではないだろうと思ってのことだった。海外に進路を求めてもいいし、学力と違う価値観を突き詰めてもよい。

 

逆に東京大学への進学や、医者や弁護士、官僚を目指すというのであれば小学受験をしてもしなくても中学受験に立ち向かわなければ勝ち抜けないだろう。そうと決めれば小学校受験をするにしても学校選びは変わる。小学校受験最難関校の系列中学校=中学校受験最難関校ではないからだ。中学受験をしている方からみると、なんでその学校にそこまでして、、、と見えているんだと思う。

 

偏差値主義ではないような理由を述べておいて、メリデメは偏差値主義的となっているというのは自分でも認識しているのだけれど、現時点ではこんなことを考える。