お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

小学校生活 コロナ対策 オンライン授業

いよいよ東京都のSTEP2移行となり、STEP1となっていた学校が本日から徐々に始まる。とはいっても週1~2回、2時間程度なので、家庭と学校のハイブリッド教育環境となる。

 

在宅での学習環境も徐々にではあるがオンライン化に向けて進み始めた。PC,タブレット,スマートフォンおよびプリンターやWIFIといったハードの確認を終え、コミュニケーション、オンライン授業に必要なアプリケーションのテストもほぼ完了。インタラクションのあるオンライン授業開始まであと少しというところまできた。

 

ここまでの一連のやり取りなどをみていると、ハード環境やその扱いをサポートする親のリテラシーにかなり幅があるようだ。例えばハードを持っていないということではなく、兄弟が使っていて台数が足りないということもあるようだし、一斉にオンライン授業するとなると部屋も分けないといけなくなり環境自体が整えられないという事情もある。(少なくとも音声が干渉しない間隔が必要だ)

中高生なら自走するのだろうが、小学校低学年はそうもいかないのでつきっきりにならざるを得ず、一人なら隣に座って一緒に授業を受ければよいが、2人、3人となるとそうもできないなど・・・・いざやろうとすると学校サイドがケアしなければならないポイントが想像以上に多い。学校が・・・と思いがちではあるのだが、各家庭の協力・理解、そしてリテラシーがないと授業のオンライン化というのは実現されないのだ。

 

ただ、会社のテレワークと同様、今回のような環境的圧力によって突破できることもある。有事だからこそ合意形成できるという側面が少なからずあるはずだ。このタイミングを逃すと教育のICT化はたぶんできない。なぜならできない理由はいくらでも出せるし、リアルとICTは本来トレードオフの関係性ではなく補完関係にあるはずなのだが論点をすり替えられやすいからだ。リアルがいいか、オンラインがいいかという議論は本来は無駄でしかない(その構造ではないのだから)のだがそうなってしまう力学があるのも事実だろう。

 

ぜひ教育のNewNormalを学校だけでなく、学校と家庭で考えていきたいと思う。その意味では今回の在宅学習、そしてその後のオンライン授業はよいきっかけになっているんだと思うのだ。