願書。志望動機。いろいろな講座も受けたし、幼児教室で添削もしていただいた。
そんな中で自分なりに気づいた点を備忘録的に。
願書の書き方講座にいくと主に
・教育方針を示し
・子供自慢にならないように
・具体的なエピソードで伝える
こういうことを言われる。
ただ、添削の傾向をみてみると、実は「志望動機」と言いながらも、志望動機を理路整然と説明するのではなく、家庭の教育方針や価値観、子供(との関わりあい)の様子をイメージ豊かに親しみやすく伝えるものと考えたほうがお父さん方にはわかりやすいのかもしれない。極端なことを言うと”志望理由”は最後に添えるだけでいいくらいなんだと思う。
最初に書き上げた願書は、会社の起案書ばりに理路整然と構成し書いた(つもり)だが今思うとそれは求められていない。もっと親しみやすくウェットな感じ。論理的な整合性よりも情緒的でシーンがイメージできるように。こっちだ(と思う)。
で、上記のようにトーン&マナーがなんとなく理解できたら、いよいよ難関の「具体的エピソード」だ。ここで気を付けなければならないのは「子供自慢にならない」こと。イベンタリーな一発ネタよりも日常のちょっとした、でも気の利いた事の方がよさそうだ。その方が親しみもでるし親子の関係性も織り込める。
願書のことを考え始めるのが夏前くらいなのだが、夏休み前には教育方針を明確にして、それを表す出来事を夏休みに起こしに行く。掘り起こしてもないときは作るしかない。それも一日一発派手な出来事より1か月かけてくらいのイメージ。例えば一緒に料理する。料理するだけだとなんだか気が利かない。でも燻製をつくるとかそういう方向にいかず、例えば子供と毎日台所に立ちながら、その食物の話を子供とすることにしていて、それがきっかけで家族で家庭菜園を始めたくらい(これがいいのかどうかは不明)の方向感。実際にやらないと子供は面接などで聞かれたときにとっさに応えられないし、ともすればやったことないとか言い出すので嘘はだめ。(ばれるリスクがとても高い)
あとは志望する学校の方針にあっているかどうかということになる。そもそも教育方針と学校の方針があっていなければ多分入学しても不幸なわけなので論外としても、学校のトーンに合致したエピソードを選択する、もしくは書き味を変えればよい。
プロがきいたら「全然違う!」と言われるのかもしれないが、講習などを経て願書を添削いただき、ご意見をいただいたことを総じてかみ砕いて理解するとこんな感じだ。