お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校受験】振り返り 試験本番日のこと

以前、試験当日には思いもよらないことが起こるから最悪の最悪を想定しておいて損はないというような記事をエントリーしたのだがその続き。

娘との試験当日の振り返りで見えてきたことを書き記しておこうと思う。

 

「子供だって緊張する」ということ。これにつきる。親からの期待、幼児教室からの期待、なんだかいつもよりもピリッとした雰囲気。すべてに飲み込まれる。5・6歳児にはそれに抗う術はない。

 

子供の特性にもよるのだとおもうが、我が子は緊張しいで緊張すると実力の半分も出せない。前日には幼児教室の先生からがんばって!と電話がかかってきたり、親も親でなんだか緊張感がある。さらにいつもと違う場所で人がどちゃっといて、緊張感がある。そりゃ平常心でいろだなんていわれても無理だ。考査が始まれば厳しい目つき(娘にはそう見えたらしい)で常にみられている。子供も失敗しちゃいけないと緊張する。一緒のグループには知らない子ばかり。心休まるときが一瞬たりともない。きっと地獄だ。それが尿意になったりお弁当でお茶をこぼしたり、ペーパーの出来にもすべてに影響する。

 

ご縁をいただいた学校と残念だった学校の何が違ったのかというと、「娘の緊張感」だったと思われる。緊張はしていたものの3校目ということで多少慣れたということ、先生が優しく見えた(娘談)こと、そして行動観察中にどうやら先生が目に入らなかったらしく楽しくやれたこと。娘曰く、最後の方に先生がいたことに気づいてやべって思ったということらしい。

 

個別では未完了が1つ(やり切る前にやめと言われてしまった)、巧緻性も課題の指示を理解はしていたものの気負って一気にやってしまい、あとからやばいと思って修正したら変になっちゃったようだ。ペーパーも完答ではない。ただ控室に戻ってきた娘は満面の笑みだった。いままでで最高の。

 

なので親が心がけるべきことは、試験は特別なことではないと思わせること。幼児教室の先生だろうと無視すればよい。過度なプレッシャーはマイナスにしかならない。少なくともいつもの模試と違うことはしなくてよい。頑張らなきゃいけないことくらい子供は理解している。そこに追い打ちをかけるのではなく、その緊張を解くことに心砕くべきだ。

 

子供のその時点の普通を維持する。親の緊張は子供に伝染する。努めて平然と、楽しく、遊びにいかせる感覚で送り出す。子供の特性にもよると思うが、緊張しいのシャイな子供にはそれがいいのだと思う。

 

追記

ただ、楽しくなりすぎると思いもよらないことをするのもまた子供。高くて見晴らしのよいところにいくと「やっほー!」とか言ってしまう。自分でなくとも一緒の子がやりはじめ、先生も注意はしないのでOKなのかな?と思って一緒にやってしまう。これは我が子が模試でやらかした実話。で、ある学校の試験中に控え室にまで届く元気なやっほー!が聞こえてきたこともある。たがが外れすぎるとこういうことも起こるのでロールプレイングしておくとよい。

移動中や待機中に話しかけられたらどうするか、やっほー!という子がいたらどうするか、走り回る子がいたらどうするか、親子でシミュレーションしておきたい。