落ち着いてきたところで、幼児教室にいくまでもないけど自宅でひとりでとっくんはやらせようかなと思っている方向けに、教え方テクニックを書き留めておこうと思う。
今回はシーソー。
シーソーの問題は、重さの序列をシーソーから読みとく問題と、つりあいといって釣り合っているものに置き換えていくものの2種ある。ひとりでとっくん100は、シーソーとつりあいは別の冊子になっているので今回はシーソーをまとめておく。(つりあいは別の機会に)
さて。シーソーが3つあることが基礎となるとだが、これが5個になっても基本的には以下のことさえ覚えておけばよい。
・重いだけのひとが一番重い
・軽いだけのひとが一番軽い
この2つ。
重いだけのひとというのは、どのシーソーでも下に下がっているもののこと。軽いだけはその逆だ。これだけ。
2番目に重いといわれたら、一番重いのと一番軽いものを探し、それが乗っているシーソーを除外して同じことをやればよい。シーソーが3つの場合は一番重いものが乗っているシーソーと一番軽いものが乗っているシーソーを除外すると一つしか残らないから、重い方が二番目に重いものとなる。
たまに釣り合っているシーソーが混ざるがこのときは一旦そのシーソー以外で重いだけのひとと軽いだけのひとを探し、大抵どちらかが釣り合っているシーソーに乗っているのではじめてそこで釣り合っているシーソーを確認する。釣り合っているシーソーには例えば重いだけのひとが2つと他のもの1つで釣り合っているので、一つだけの方が重い=一番重いとなる。
さらに複雑にしようとすると、乗っているものか複数になったりするが、ただのノイズなので左右にある同じものを除去すればよい。たいていこれで普通のシーソーになる。
さらにさらに複雑にするにしても、それぞれが倍になっているくらいで、そのときは半分にしてやればよい。
これがシーソーのすべてのパターンだ。教室によって教え方は違うと思うが大手Jではこう教えていた。
シーソーは怖くない。むしろ得点源になるので確実に押さえておきたい。