お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校受験】幼児教室の模試は必要か

中学受験、大学受験などと同じように、各幼児教室が主催する統一模試的なものが小学校受験にも存在する。我が家も主に大手Jの模試を中心に、志望校の本番に似せたという学校別の模試を数回うけた。

 

この模試。やってよかったことは

・いつもと通う場所、いつものメンバーではない環境になれる

・ビブスやゼッケンをつけ番号で呼ばれることになれる

・思いもよらないことを出し切る

この3つ。最後の思いもよらないことというのは、以前のエントリーでも書いたが、教室移動中に「やっほー!」と叫ぶ友達に同調してやってしまうとか、意味もなく壁に手を当てながら歩くとか普段の教室ではなかなか表出しにくいことを出し切っておくということ。

あれやっちゃだめだよ、これやっちゃだめだよと言いすぎると子供はパンクする。その背景や意図(本質的にやってはいけないこと)を理解するわけではなく、やってはいけないことをそのまま列挙して覚えるからだ。そして覚えきれない。なので、もうやっちゃいけないけれどやりそうなことは模試でやらかしてしまった方がよい。やらかしたことは本人としても記憶に残っているので、次からはやらない。

 

あとよかったものは、親子面接の模擬面接だろうか。面接自体のテクニックを覚えるというより親の場慣れとして。久しく面接を受けていない両親がほとんどだろうから(私もそうだった)面接をされる感覚を呼び起こすには模擬面接は丁度良い。他のお母さまからは「旦那がやっと面接に本気になった」なんていう効用も聞こえた。

 

やらなきゃよかったというか、あまり気にしてもしようがないと感じたことは志望校判定。あと偏差値だ。我が子の最初の模試の偏差値は32。見たことない偏差値だ。10回ほど模試を受けたがペーパーでは平均点に届いたことは1度もない。

ゆえに志望校判定は再考圏、最後の模試でも努力圏=真ん中よりも下だ。でも第一志望は残念だったが第二志望には合格(第二志望の学校も最後まで努力圏判定だった。一応ついたち校の一角なのでそれなりに倍率がある)。もちろん我が子の例が特殊なのかもしれないが、一つ言えることは点数で一喜一憂する必要は全くないということだ。優秀層は常に模試でもTOPランクだし、そういう子はどんなタイプの学校でも合格をいただいているので、全く意味がないということでも参考にならないということでもない。ただ、悪かったからと言ってイコール不合格ということではない。むしろ一喜一憂して子供の自己効力感を下げてしまうことの方がリスクだと思う。

 

志望校の傾向をつかむこと、そしてペーパー以外を磨くというアプローチもある。模試は受けたほうが良いし、会場もいつもの教室でないほうがよいし、模擬面接もやった方がよいが、結果(点数や偏差値)に一喜一憂しないことが重要。模試の結果は弱点の発見の為と割り切り、親のみが結果を見ておけばよいくらいだ。