幼児教室はいったいどこを選べばよいのだろうか。志望校・予算・学習進度によっても違うのだと思うが、我が家で検討した幼児教室は以下。
(どこかの教室の宣伝でもないし、逆にどこかの教室の営業妨害をしたいわけではないのでご理解いただきたい)
・新芽会 (ペーパー)
・JAC幼児教室 (ペーパー・制作※応用自在・体操・学校別)
・理英会 (ペーパー・制作)
・リュミエールドチョコリット(行動観察)
・学びの道 (行動観察)
・個人でやってる教室 (ペーパー)
・湘英会 (学校別)
結論としては一長一短。我が子との相性がよかったのはJAC体操・学びの道行動観察・個人教室のペーパー(お行儀含)だった。
ペーパーは量をこなし難易度をあげていくのであればJACという印象。家庭学習用のペーパーも毎回20枚ほどもたされる。基礎を固めるには色々なタイプの問題に触れられるのはよかった。教室、曜日にもよるが周囲の子達のレベルも高い。我が子はついていくのが精一杯。レベル差をちゃんとみて子供に寄り添わないと我が家のように子供の自信を失わせてしまうので注意。逆にペーパー優秀層にはとてもよい。
夏期講習などの行動観察は我が家はしっくり来なかった。ある程度振る舞える子供であれば対策も夏期講習などでよいだろうが、課題のある子にはやはり専門の教室がよいと思う。
学校別は志望校によるが横浜雙葉を狙うのであれば湘英会のそっくり模試だけでも受けてみるとよい。首都圏では唯一残っているといってよいお弁当考査、6時間という長丁場を本番前に何度か体験できる。あとはJACだろう。とにかく過去問を中心とした難問を解き続ける。年長4月までに過去問に取り組めるレベルの子にはおすすめ。そうでない場合はついていくのも大変。要検討。
リュミエールドチョコリットは我が家から少し遠かったので体験のみ。ただお行儀をちゃんと見てくれるのでカトリック系を受けるのであればよいと思う。学びの道はどちらかというと共学(慶応)向けか。我が家はお行儀面は個人の教室でみていただいていたので、発言力とか共創力を学びの道で。声も小さいしすぐ固まってしまっていた我が子も学びの道でずいぶん楽しく積極的に集団行動に取り組めるようになり、それが面接などにも好影響が出た。ただサテライト授業で教室では大学生がみるので不安。FBもないに等しい。我が子は変化感があったので継続したが考え方次第に思う。
伸芽会は我が家は予算的に見送った。Jも高いと言われるがそれよりも高い。体験にもいっておらずパンフレットのみ。実際の内容や雰囲気はわからないのでその価値があるかどうかもわからない。
理英会は神奈川が拠点なので我が家からは通いやすい。ただ通っている子供に幅があるように感じた。直前期の難関校学校別にあまり準備をしていない子が入ってきたりする。よく言えばホスピタリティーが高い、悪く言えばレベルが一定ではない。講習に短時間の制作があるがこれは最後の仕上げによかった。制作の数をこなせる。
指示行動・体操はJACが我が子にははまった。少し厳しく、体育会系の雰囲気なのだが(先生にもよる)なぜか嬉々として通っていた。厳しいのだができるまで最後まで付き合ってくれる一面もあり、教えてもらうコツが的を射ており上達が早い。他の教室の体操がわからないので比較はできないが、定評があるだけある。
あくまでも我が子にとって、であるので是非体験などで実際にみてみるのがよい。先生と子供の相性は無視できないポイント。
私の主観でしかないので鵜呑みにしていただきたくはないが、選ぶ際の何らかの参考になればと思う。
あと本番が近くなると課金ゲーのような気分でガチャを回すがごとく講座をとってしまいたくなる。しかしながら小学校受験は家庭学習が本筋。教室掛け持ちで疲れて疲弊してしまっては本末転倒。課金額=出来不出来 ではない。気を付けたほうがよい。