お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校入学準備】学校と自宅の距離

いよいよ自宅の売却も決定し、新居探しを急ピッチで進めている。そもそもなぜ自宅を売却し引っ越そうと考えているのかというと、子供の通学時間短縮のため。それ以上でもそれ以下でもない。

 

そもそもほとんどの学校では通学片道60分以内が推奨されており、ある学校では1分でも遠い場合はダメと明確にしているところもある。こう聞くと片道60分以内かどうかを考えればよい、と考えてしまうのだが、冷静に考えると満員電車に揺られ片道60分かけて6歳の子供が通学できるかというと結構難易度が高い。我が家も学校まで52分程度、歩くスピード次第では55分を超えてしまうことも考えられる。電車やバスが遅延したりすればたちまち60分を超えてしまうだろう。

 

これが通勤と逆方向であれば、電車も空いているし負荷も少なくて済むのだろうが、それでも60分という移動時間は子供にとってプラスかマイナスかでいうと明らかにマイナスの要素になる。

 

無邪気なサラリーマンの私は、「じゃ英会話でも勉強しながらその時間を有効活用したらよいのでは」なんて考えたのだが、電車内で本を読むこと、ヘッドホンをして何かを聞くことなどは禁止とのこと。もちろん寄り道なんてもってのほかだ。(マナーや忘れ物、セキュリティ観点でのルールということでそれはそれで納得。)

 

加えて小学1年生では宿題も多く、ただでさえ学校生活で疲労困憊なところ、さらに60分近くかけて帰宅し、そこから宿題や習い事をすると考えると、できるとは到底思えない。少なくとも生活に慣れ、体力がついてリズムをつかむまでは変数である通学時間を短縮してあげたい。

 

ということで、幸いにも今の自宅は地元ということでもなく、建物を気に入って購入したにすぎないので、良いご縁があったら売って引っ越そうと思った次第だ。大規模リフォームをして夫婦の理想を形にした自宅ではあったので多少の寂しさはあるのだが、運よく良いご縁があったので手放すことになった。

 

歩いて通える範囲に意中の学校がある場合はよいが、電車通学を考えている方々は通学時間を受験資格ということではなく「実際通えるか」という観点で一度考えてみたほうがよい。いざとなったら引越しくらいの覚悟が必要なのかもしれない。(実際に学校が始まってみたら60分くらいなら全然許容範囲じゃんねということもあるかもしれないので、現時点での心境です)