小学校受験も残すところあと数か月。
いよいよ追い込みの我が家ではあるが先行きは不安そのもの。いまさらあがいてもどうなるものではないが最近の模試の結果を見る限り過度な期待は禁物。
苦手な単元がペーパーで出題されないことを祈るしかない。
で、最近幼児教室などでも本番に即した模試や過去問の対策的な内容になっているのだが、ペーパーはお世辞にもよくできるとは言えない我が子も行動観察だけは褒めていただける。
小学校受験を始めると、なにかと「家庭での教育が透けてみえるのです!」などと幼児教室の先生などからも言われ、漠然と責められているようで居心地が悪い場面も多いのだが、決して我が家の家庭内での教育がすごいわけでもないし、むしろほかのご家庭の話を聞くと恥ずかしくなるレベル。。娘の資質と言って自慢したい親バカな気持ちもなくはないが、たぶん違う。
思い返してみると、年長に入るまでは「ペーパー」一辺倒だが、年長に入ると急に行動観察が重要です!だなんて急にいわれる(印象)。模試も始まり評価もされるようになる。で、お行儀が悪いとか思いやりがないとか独りよがりだとかいろんなことを言われるわけだが、我が子はそのもっとずーっと手前で「人前で話せない」「黙って立ち尽くしてしまう」「声が小さくて聞こえない」という状態だった。
こりゃいよいよどうしたものかと思い、藁をもすがる気持ちで門をたたいたのが、行動観察専門の幼児教室。授業の内容は見れないので子供から聞く限りしかわからないし、通っている個人の幼児教室の先生からもそれって必要?と言われ、そもそも私自身も半信半疑。通いだして数か月いまだに半信半疑ではあるのだが、明らかに娘の行動観察での評価が変わってきた。
幼児教室のおかげかもしれないし、ただ単に月齢を重ね成長しただけなのかもしれない。もう因果は不明。なのだけど変わってきたしむしろ褒めていただけるように。
どうやら集団行動でも積極的に発言できるようになってきているし、何かにだんまりしてしまうこともないようだ。
行動観察専門の幼児教室は、調べる限り都内近郊では3つ有名なところがある。一つは年少時にほぼいっぱいになってしまう。もう一つは女子校に特化。もう一つは共学に強いとのこと。ペーパーは親にとってもわかりやすい世界(基本的には正解率を上げる特訓でしかない)だが、この行動観察という小学校受験にしかない全く未知の世界において、なんらかガイドをアサインするというのも一つの手なんだと思う。