お受験ド素人パパの備忘録日記

小学校受験をめざすお受験ド素人の父親の備忘録的日記です。お受験で感じたこと、困ったこと、調べたこと、時系列もレイヤーも違いますがお受験をこれから始められる方、悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。

【小学校受験】数の概念を教えるには

■数の概念

f:id:ojyukenpapa:20190410160332j:plain



わが子で最初につまずいたのは数。
1・2・3・4・・・と数えられるのだが、「じゃリンゴはいくつ?」と訊くと
さっきまで数えていた数と全く違う数を答えたりする。
もう「なぜ?」としか思えず、何度もやってみても同じことに。
これではいわゆるペーパーの数の問題ができるできないの話どころではない。

 

よくよく調べてみると
数を1・2・3・4・・・とかぞえることを数唱というのだが
これと数字の理解(量の理解など)とは別物ということらしい。
これを知るだけでも得も言われぬもやもやから解放される。
「できているのにできない」という不可解な状況認識から脱出し
単純に「数の概念がない(弱い)」と認識できる。
これだけでも気持ちはずいぶん軽くなる。

 

ちなみに、数の概念が弱くても計数問題はとけてしまう。
1・2・3・4・・と数唱し、4まで数えたんだから、4個と答えればよい
と問題の解き方、答え方を覚え、実際は数の増減という認識はないが正答できる。
そういえばわが子もそんな感じだった。

 

では数の概念をもたせるにはどうしたらよいか。
結局具体物ということになる。
ものを指で数えて、その後物が何個あるかを確かめる。
これの繰り返しで徐々にできるようになる。
日常会話でも「何個ほしい?」と聞いてお菓子をその数渡す。
お風呂などで数唱させるのではなく、数を言わせ具体物の数と合致させる。
こういうことが重要のようだ。

 

わが子はこれに加え、ペーパーの計数問題をできないながらにやり続けた。
最初は答え方を覚えたという状態だったが、一つ一つにアンテナ(数えたよという印)をつけていき、
その数の分だけ枠内に〇を書くという計数問題を繰り返し繰り返しやっていたら
数の増減も一対多対応もできるようになっていった。
まぁ実際は月齢を重ね脳が理解しうるレベルに発達したっていうだけかもしれないが。
今では数の問題はむしろ得意になりつつあるので、根気よく、どうせすぐできるようになると思いながらやるのがよいようだ。