小学校受験の出題領域で常識というものがある。代表的な問題としては、野菜の断面とその野菜を線結びするものや、仲間外れを探せというものだ。これは考えるというよりは覚えるもんだいなので、例えば季節などと同じだ。
これだけは覚えておきたいものとしては
・野菜
・果物
・花
これは少なくともパッと5個名前を言えるようにしたい。(できれば10個)
そして実際の問題はというともう少し解像度を上げなければならない。
・野菜 → ① 土の上にできるもの・土の中にできるもの
② 炒めるもの・煮るもの
・果物 → 水に浮くもの・沈むもの
・花 → 季節ごと(例えば秋の花=コスモス)
ここまで分解して覚えたい。
同様に
・生き物(動物・魚や昆虫)では 卵を産むものと赤ちゃんを産むもの も分けておきたい。ここで気を付けるのはイルカやクジラ、コウモリとなる。
最近の都会の子供たちがみたこともないものが頻出するのもこの分野。例えば「やご」。トンボの幼虫。いきものではないが電話(固定電話)も我が家にはないので娘にとってはいまだにペーパーのなかでのお約束でしかない。過去問もその当時の常識で作られており、それが焼き直しで出題されたりするので、もはや常識ではない常識が出る可能性もある。
割り切って数多く問題をこなし、キッチンなどで実物を見せ知識を蓄えるしかない。