お受験の出題ジャンルに系列というものがある。ある一定のルールで順番に並んだ絵があり何ヵ所かの空欄を埋めるものだ。
例えばトランプが123123123と並んでいてどこかが空欄になっている、というようなもの。
この問題では難易度のグラデーションがかなりある。基本的な考え方は空欄のない場所にループしている塊がないか探すということなのだが、基礎的な(簡単な)系列問題は指差しで解ける。
まず同じ印ところを探してそれぞれ左手の人差し指と右手の人差し指で指す。そこから両手の指を一マスずつずらしていくと片方の指が何らかのマークを指し片方の指が空欄を指すことになる。結果空欄には逆の手の指がさしているマークが入るということだ。これで系列問題が4題あったら2題は解ける。
難関校となると、ループしているルールが複数複合していたり、ループしている塊に同じ印が複数あったりして指差しが混乱するようになっているものもある。ここは基礎をクリアしたのち応用問題を数多くこなすしかない。出題頻度は比較的多く、難易度の幅があるため志望校の過去問を確認してどのレベルまでが必要かを見極めるとよいだろう。